卵かけ御飯の方が好きだなぁ、と言うあなた。
白飯に合うおかずの話ではありません。アミノ酸スコアの話。
アミノ酸スコアについて
昨日「卵はアミノ酸スコアが100」とお伝えしました。
必須アミノ酸9種(バリン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、リジン、フェニルアラニン、トリプトファン、スレオニン、ヒスチジン)それぞれが全て必要量を満たしていればアミノ酸スコア100となりますが、一つでも必要量を満たしていなければアミノ酸スコアも減少します。
必須アミノ酸の1種類だけが必要量の60%しか満たしていないとスコアは60となる訳です。
組み合わせて100になっても良い
お米は「リジン」が不足しているのでアミノ酸スコアは67。
そのためリジンが豊富な大豆製品の納豆や豆腐と一緒に食べると100になります。
もちろんアミノ酸スコア100の卵で卵かけ御飯でもOKです。
小麦でできたパンや麺はリジン、メチオニン、スレオニンが不足しているのでアミノ酸スコアは37。
だいぶ低い値となっています。
このような時はアミノ酸スコア100の動物性食品と組み合わせることが必要になってきます。
モーニングのパンとコーヒー、ゆで卵はOKと言うことですね。
食べたもので身体はできている。
当たり前の事ですが意識している人がどれだけいるかは疑問です。
毎日のお昼がカップ麺やお菓子で済ませている人がいれば、早めに気付いて欲しいものです。