40代前半で貰った漢方は、その後あまり体調が悪くなる事はなく続けることはありませんでしたが、40代半ばを過ぎると次々と症状が出てきました。
ちょうど重要なポストに就いたり、責任ある仕事を任せられたりしてストレスもあったのかもしれません。
私はなんと言っても頭痛
私の場合はですが、一度頭痛が始まるとまず治まるということはありませんでした。
軽いうちに薬を飲まないと、目の奥、頬が痛み、歯が浮く…など顔半分がひどいことになります。
始まったらどう仕様もなくなり、薬を飲み布団にもぐり込み寝てしまうのが私の一番の解決策。
一度薬を飲まずに、寝れば治るかと挑戦してみましたが治まることなく夜中に頭痛で起きたほどです。
常に頭痛薬は携帯、大事な事がある時は必ず頭が痛くなっっていました。
手の指の関節の痛み・腰痛
以前も書きましたが女性はホルモンのバランスが崩れてくると関節炎になる人もいます。(→こちら)
その頃はそのような知識も無く、朝起きると手が強張る、関節がなんとなく痛いとさする事が多くなりました。
リウマチを疑ってみましたが、痛みの出現が左右対称では無かったのでリウマチではないだろうとは考えていました。
今まで無かった腰痛も出現し、整形外科を受診しましたが手の関節も腰も問題無しと言われてしまいました。
記憶力の低下、尋常でない眠気
患者様の顔を見れば前回どんな話をしたかわかるほどの記憶力だったのに、だんだんとその記憶力が低下していきました。
書き留めなくても予定が頭に入っていたのは30代。40代になると予定が抜け落ちる事が起き、何でもメモするようになります。
メモしてもそのメモを何処かに置き忘れる、というようになりあっちにもこっちにも書き留めるようになります。
私の場合は尋常でない眠気に襲われ、黙って座っているとガクッと寝てしまうほど。
常に動いて眠気が襲ってこないようにしていました。傍から見れば働き者のように見えたかもしれませんね。
プチ鬱
ある事をきっかけに半年くらいふさぎこんでいた時期もありました。
今はずいぶんとゆるいお気楽人間ですが、40代の頃は真面目で責任感が強かったのかもしれません。
性格とは別に、仕事の内容やポジションでそうならざるを得ない事もあるでしょう。
「更年期女性と7人の小人」と言う言葉を聞いた事があります。
白雪姫の7人の小人の名前の「かゆい(老眼とする説も)」「文句ばかり」「汗っかき」「眠い」「膨満感(むくみ)」「忘れん坊」「イライラ(ふさぎ込む)」がまさに更年期女性の症状なんだとか。
私もずいぶんたくさんの小人と過ごしていたようです。
次回はそんな私が劇的に改善したお話。