良い汗悪い汗

本日のTBSテレビ「健康カプセル!ゲンキの時間」より。

あなたの汗は良い汗?悪い汗?

運動してもなかなか汗をかけず、かいたと思うと玉のような汗が吹き出てくる…こんな方はいませんか?

汗をかく習慣がない人はこのような汗をかきやすいようです。

汗を外に出せない働きの悪い汗腺が多いと、うまく出せる汗腺に水分が集まりそこから大量に出て大粒の汗となるようです。

このような場合汗に含まれるナトリウム濃度は上手に汗をかける人の倍以上となっており、体内のミネラルバランスが崩れるため疲れやすい身体になってしまいます。

夏に疲れやすいのはこのような事も関係しています。

良い汗をかくためには

良い汗は汗腺全体からじわ〜っと染み出し、汗が粒となっては見えませんが全身がしっとりとしているものです。

このような良い汗をかけると体温調節もうまくでき、体温上昇から30分くらいで熱を体外に放出できるようになります。

良い汗をかけ無い人はなかなか体温を調節できず、大粒の汗をかいても熱が中にこもったままとなります。

週に3回20分程度の運動を繰り返す事で、汗をかける身体に変化していきます。

運動だけではない汗を出す方法

辛いものを食べると汗が吹き出す、これはみなさん経験している事でしょう。

しかし汗をかけるのは辛さだけでは無いんです。

2010年に行った調査で「甘味」「塩味」「苦味」「酸味」「辛味」で汗がより出るのは辛味ではなく「酸味」でした。

辛いものが苦手な方でも酸味を摂る事によって汗をかけるという訳です。

 

梅干し、レモン汁、食酢…女性は特に酸っぱいものを好む方も多いと思います。

夏場はエアコンで汗がかけ無い身体になってしまいます。

運動が苦手、運動の時間が取れ無いという方は食事で汗をかける身体になってみてはいかがでしょう。