まずは蛇口開栓が大事です

先週は「低負荷の動きを回数多く」とお伝えしました。

もっともっと身体を動かして欲しいから「40歳からのからだケア MENO」で行っている簡単に出来る動きをご紹介。

首を回す、肩を上げる

同じ体勢をとっていると血流も悪くなり、筋肉も同じ状態で固まってしまいますね。

首を回したり、肩を上げる事も血流改善に繋がります。

首回しは頭をあまり後ろ側には倒さない。逆に頭の重みで前に倒し首の後方が頭の重みで伸びるようにしましょう。

肩の上げ下ろしはストンッと落とさず、ゆっくりと。

両肩を耳につけるように引き上げ、下げる時は首が伸びるイメージ。

肩甲骨が下に下がるように意識します。

慣れて来て肩を下げた時、鎖骨周りも引っ張られるような意識が出来ると良いです。

鎖骨の下をさする

前屈みでスマホを見たり、パソコンに集中して顔を画面に近づけ背中が丸まる。

お客様にお辞儀をしたり商品を取ることで、手が目に行く事が多くいつの間にか肩が内側に入り込んでしまう…という方はどうしても猫背気味になってしまいますね。

鎖骨の下を軽くさすりながら骨に沿ってさすっている手を外へ外へと動かします。筋膜リリースを行います。

強く押さなくても大丈夫、軽く触れても筋膜は剥がれていきます。

リンパの最終地点は…

以前もお伝えしたように(こちら)リンパが流れ込む最終地点は左胸。

最終地点が詰まっているといくら末梢から流れて来ても老廃物が排出されません。

まずは蛇口を開栓してから排水管のゴミを少しずつ口から出す必要があります。

次は手を組んで手の平を天井に向け上に伸びをしてみてください。

首や肩、鎖骨部分を動かしたことで腕がしっかり耳の側に来て、脇がしっかりと伸びませんか?

次のリンパの大事なポイントは脇の下。しっかりここが処理されることでスッキリ感が違います。

上にあげた腕を少し後ろに引くとさらに効果が実感できますよ。

ただし前屈みのままで行っても効き目はありません。ちゃんと前段階を踏んで順序良く行ってくださいね。