上手なサプリメントの選び方

明日26日は別海町で開催「女性のヘルスアップセミナー」でお話しします。

その内容の一部をご紹介。

たくさんのサプリがあるが…

ドラッグストアに行けば多くのサプリメントが並び何を基準に選べば良いのかわからなくなります。

何となく良さそうだから、とアレもコレも飲んでると大変な事になりますよ。

サプリメント=健康補助食品。あくまで「補助」です。

不足する物を補ってあげる程度と考え、サプリメントで何もかも…とは思わない方が良いでしょう。

何が不足しているのか

自分に何が不足しているのかはごく普通の病院の血液検査ではわかりません。

アンチエイジングドッグなどの自由診療の血液検査など踏み込んだ検査が必要です。

食事で摂っているから大丈夫!というのはひと昔前の話。

現代は土壌も貧困になり、食物自体のビタミンやミネラルは昔の基準を大幅に下回っています。

年齢が高くなると体内でのビタミン・ミネラルの効率が悪くなります(稲次潤子先生談)マルチビタミン・ミネラルなどを補う事は良いかもしれません。

妊娠を考える女性は若いうちから「葉酸」を摂り妊娠の準備をする必要が有ります。

エストロゲンが低下していく更年期世代の女性は体調不良が有れば「エクオール」を考えても良いかもしれません。

むやみやたらでは無く、自分に必要な物を見出していく力も必要です。

選んではいけないサプリメント

多くのサプリメントは形作るための賦形剤、保存料、合成甘味料など主成分とは異なる添加物を多く含んでいます。

そのため肝臓、血管などに健康被害を及ぼしてしまいます。

選ぶ際には極力添加物の少ない物、合成品で無い物を選ぶのがお勧めです。

ではどうすればそればわかるのか。

それはパッケージの裏の「原材料名」を見る事です。

日本の法律で表示の順番は、商品名やイメージから予想される使用量と大幅に異なることなどによる消費者の誤認や不利益を防止するため、使用重量の多いものから順番に記載されます。

つまり身体に取り入れたい成分が一番最後に書いて有ればそれは余分な物を大量に摂取する事になる、と思って間違いはないのです。

ビタミンの場合ダイレクトに「ビタミン○」と書いてあるものは合成品となりますので注意です。

(ヘルシーパス 田村忠司先生談)

 

良質なサプリメントは開発費などで格安にはならないかもしれません。

安易にお安いサプリメントを大量に摂り健康被害を及ぼすことを考えれば、サプリメント選びは慎重に吟味し本当に必要な物を見極めて摂る必要が有ります。