ロコモティブシンドロームとは骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、歩行や立ち座りなどの日常生活に障害を来たしている状態のことを言います。進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。
女性は要介護になる原因の一位はロコモティブシンドロームであり、運動器を衰えさせないようにしロコモを予防する事が健康寿命を伸ばすのに重要となります。
加齢はもちろんロコモティブシンドローム(ロコモ)の原因の一つですが他にも、
など心当たりはありませんか?痛みやだるさを放置しておくと運動器の衰えはひそかに進行していきます。中には重篤な病気が隠れている場合もあります。
放置することでそれはやがて骨折・骨粗鬆症といった骨の病気、変形性関節症や変形性脊椎症・脊椎管狭窄症といった関節の病気、サルコペニアのような筋肉神経系の病気となり、思うように身体を動かせなくなります。
女性は特にしっかりと骨量・筋肉量がある40〜45歳から運動習慣をつける必要があります。
足腰、体幹、背中を中心として全身バランス良く。筋力とバランストレーニングを行うことでロコモ予防が可能です。
コツは普段加わっているより少し負荷をかけてやること。トレーニング内容としては
などが挙げられますが、ラジオ体操やストレッチ、関節曲げ伸ばしや好きなスポーツをすることでもロコモは予防できます。
当たり前のようでこれも気づかないふりをしている事かもしれません。
いくら動いても材料がなければ筋肉は作られません。
筋肉のために良質のたんぱく質とビタミン・ミネラルをしっかり摂り、骨のためにはカルシウムとビタミンD、Kがお勧めです。
これが効果的!というものだけ摂っても意味はありません。極端に不足するものがあると身体はそこに合わせてしまい、身体の機能は低下してしまいます。バランスの良い食事を心がけましょう。